2025/01/14
GI値とGL値、どっちがダイエットにいいの?わかりやすく解説!
ダイエット中の方の中には、「GI値」や「GL値」という言葉を見聞きしたことがある方も多いのではないでしょうか。
これらの数値は、食事の血糖値への影響を示す指標で、ダイエットに役立つと言われています。
しかし、GI値とGL値、一体何が違うのでしょうか?
今回は、GI値とGL値の違いをわかりやすく解説し、ダイエットにどのように役立てることができるのかについてご紹介します。
GI値とは?
GI値とは、「グリセミックインデックス」の略で、ある食品を食べた後に血糖値がどれだけ上昇するかを示す指標です。
GI値が低い食品は、血糖値をゆっくりと上昇させ、満腹感が長く続き、血糖値の急上昇を防ぐ効果が期待できます。
- GI値が低い食品の例: 玄米、全粒粉パン、豆類、リンゴなど
GL値とは?
GL値とは、「グリセミックロード」の略で、GI値に食品中の炭水化物量を掛け合わせて算出される値です。
GI値が同じ食品でも、炭水化物量が多いとGL値は高くなります。
GL値は、実際に食事で摂取する際の血糖値への影響をより正確に表していると考えられています。
- GL値の計算方法: GL値 = (GI値 × 炭水化物量) ÷ 100
GI値とGL値、どっちが大切?
GI値とGL値、どちらがダイエットに重要なのでしょうか?
- GI値: 単一の食品の血糖値への影響を見る際に役立ちます。
- GL値: 実際に食事で摂取する際の血糖値への影響を見る際に役立ちます。
ダイエットをする上では、GI値だけでなく、GL値も考慮することが重要です。
例えば、GI値が低い食品でも、大量に摂取すればGL値が高くなり、血糖値が急上昇する可能性があります。
ダイエットに活かすには?
GI値とGL値を参考に、ダイエットに役立てるには、以下の点に注意しましょう。
- 低GI・低GL食品を選ぶ: 玄米、全粒粉パン、豆類、緑黄色野菜などを積極的に摂りましょう。
- 1回の食事で摂る糖質量に注意する: GI値が低い食品でも、大量に摂ると血糖値が上昇する可能性があります。
- 食物繊維をたっぷり摂る: 食物繊維は、血糖値の上昇を緩やかにする効果があります。
まとめ
GI値とGL値は、どちらも血糖値への影響を示す指標ですが、それぞれ特徴が異なります。ダイエットをする上では、GI値だけでなく、GL値も考慮し、バランスの取れた食事を心がけることが大切です。